悲運の空母 信濃 完成

<まえがき>

制作期間:2015.5.20~7.16 約2か月です。
航空母艦は真珠湾攻撃の赤城を去年制作しましたが、今回は大戦後期の信濃を制作しました。

制作のきっかけは、「信濃の生涯」というノンフィクションの戦記を読み、実戦を経験することなく米潜水艦に
呉港に移動中に発見されて魚雷を受け、撃沈した悲運な空母を作ってみたく
また2色の緑色で対潜水艦迷彩を描きたく、選びました。

キットはタミヤの1/700 と専用のエッチングパーツが市販されていないので、フジミ製大鳳のそれを使用しました。


タミヤの艦船キットは初めてでどうなのかー?と思っていましたが、さすがにタミヤさん、パーツの合いはパチンと音がするほど
素晴らしいですね。

<写真>

写真は順不同になりますが・・・・

艦橋部分

実船の資料や写真が少ないので、想像で・・・
空中電線も3本

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飛行甲板

センターライン、点線はマスキングしてポスカ(白)で手書きしました。
ポスカは速乾性で定着性も良く、縫ってすぐなら水で洗い落とせるので便利です。

防風ネット?は大鳳用なので、長さが不足していますが、甲板モールドを切り抜き、組み込んでいます。

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対潜迷彩、わかりますか?これがある程度組み立ててからなので、マスキングが大変です、全てエアー吹きです。

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艦船本体の制作は1か月半位で終わりましたが、このキットは艦載機が、零戦52型、天山、彗星、流星、彩雲、合計32機が
クリアーパーツで付属します。

この艦載機の制作に約2週間を要しました(-_-;)

たぶん信濃は艦載機を満載することなくその生涯を終えたと思います。

因みに艦載機は主脚、補助燃料タンク、爆雷を装備させました。



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<艦載機について>

1/700スケールなので限界がありますが・・・
風防部はマスキングジェルでマスクして、下面は明灰色(エアースプレー)、上面は中島系暗緑色(筆塗)
問題は日の丸です。

添付のデカールは周辺に白地が無く、そのまま貼ると、下地の暗緑色で暗くなるので・・・・
白丸を塗るか、白のデカールをポンチで抜いて貼るか?後者を洗濯しました。

位置合わせと、張り合わせ接着強度が問題でしたが・・・
なお、マーカーソフターを塗りすぎると、デカールが粉々になります(笑)

零戦52型

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天山

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幕内の土俵入り 主翼前端の国識別黄色はポスカを爪楊枝で塗り、主翼端の夜間のランプも、色は合ってるのかな?

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艦首 甲板裏側

キットで裏面のトラス構造をかなり省略されて再現されていますが、出来る範囲で、補強板とかるめ穴を追加しました
また船首2つめの支柱にある監視用のテラスはキットのはちょっとなので、自作しました


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艦橋周辺

甲板下の内部収納庫もある程度再現してみましたが、如何せん見えない(笑)、ただし、外装時に塗料が吹き込まないように
内部からマスキング・・・

甲板外周の脱落防止ネット(人間、飛行機)は大鳳用を流用しました。ただしちょん付けだとその後の作業で取れるので、甲板
側面の0.4mmの穴をあけてそこに差し込み接着しています。


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全体を俯瞰

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艦橋の内側
作戦指示や各種指示が描かれた黒板なのでしょうか?


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12.7cm高角砲と電柱? 空中線は全て伸ばしランナーで

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船首甲板裏側


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天山くんたちと、エレベータに零戦くんを・・・


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以上つたない作例ですが・・・・


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[ 2015/07/16 19:00 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

信濃!

まさか信濃とは!
全く意表を突かれました。
タミヤの信濃、2000年頃のリニューアルですね。
当時話題になりました。
何がか?と言うと。
古今、大和を模型化したメーカーの何割かが信濃も出しているわけですが、当のタミヤの初代も含め、全てのキットが大和の船体を流用しているわけです。
ところが実際には「戦艦」大和と「空母」信濃の船体形状には大きな違いがあります。
例えば、大和の一番砲塔部の甲板は下がっているのが特徴ですが、信濃ではこの沈みは半分ほどになっています。
そこでタミヤでは、正直と言うか贅沢と言うか信濃用の船体を新金型で作るという事をやってくれたわけです。
また、信濃の特徴である傾斜煙突付の巨大な艦橋、と言うのを採用したのは日本海軍では3クラス4隻のみですが、3クラスすべてがタミヤからの発売となっています、中でも隼鷹はWlシリーズ全体でも1,2を争う好キットです。

さて、今回の信濃ですが、実艦への思い入れと言うものがひしひしと伝わってくる気が。
模型工作に一番必要なものは何かを教えられる気がします。

何せ、資料と言うものが零に等しい艦を良くここまで!

コメントとして
電柱?無線柱の事ですね、起倒式の。
搭載機は流石ですね。
実際には紫電改が発着試験をしたそうですね、特に甲板幅が広くて降り易かったそうな。
ロケット砲は実際には呉に行ってから搭載する予定だったとか、この辺になるともう趣味の問題ですが。
一時期、船体(水中部)の緑色塗装説が有力だったそうです、生存者によれば赤色で間違いないそうですが。
等々うんちく所満載の艦ですね。
信濃に次ぐ大艦赤城とのツーショットも見たいところです。

さて次作は?
秘密裏に着々建造中でしょうか?

楽しみにしております。

時節柄、ご自愛くださいね。






[ 2015/08/09 11:50 ] [ 編集 ]

コメントありがとうございます

ご無沙汰しております。

丁寧なかつ詳細なコメント、ありがとうございます。最上、山城と行きたいところでしたが
図書館で借りて読んだ、信濃の軍記?悲運な生涯記録を読み、信濃を作ろうと思いました。
また対潜水艦迷彩の再現も挑戦してみたく、また田宮の艦船もどんな感じかと思い・・・・
タミヤさんは艦船模型も期待を裏切りませんでした

潜水艦の魚雷攻撃に備え、大量のコンクリートを船内に流し込んだそうですが、米潜水艦の魚雷深度が偶然5m~6mと浅く、不幸にもコンクリートの上に命中して、バランスを失い転覆したと記載がありました。

いくつもの偶然が重なり、実戦を経験することなく沈んでしまった、大戦末期の日本を象徴する信濃に思いを
馳せて制作しました。

次作、久しぶりに戦車を作ってみたくなり約1年ぶりにドラゴン、スマートキットのパンサーGを制作
して、組み立てはほぼ完了したところです。

今回のパンサーのきもは連結組み立て接着式の履帯を完全可動化して、重力の自然なたるみと転輪の
トーションバーサスペンションに追従した履帯の動きにこだわってみました。(笑)

今話題の伊402号(タミヤの伊400)も作ってみたいな、思います。
[ 2015/08/09 16:54 ] [ 編集 ]

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